呪術廻戦 30 (ジャンプコミックス)

いや〜面白かった。ちゃんとエピローグを描いてくれて読んだ後もモヤモヤしない。作者は否定するかもしれないが、キャラクター一人ひとりのバックボーンを決めてその上でエンディングに向けてストーリーが展開されている気がする。その為、呪術廻戦0 と何の違和感なく繋がるストーリー。映像化も楽しみで仕方ない。

この商品は、「呪術廻戦」シリーズの最終巻として、物語のクライマックスを描いています。主人公・虎杖悠仁が両面宿儺との最終決戦に挑む姿は、これまでの成長と葛藤が凝縮されており、非常に感動的でした。特に、虎杖が自身の領域展開を初めて披露するシーンは、彼の内面世界が反映されていて印象深かったです。良かった点として、物語の主要な伏線が回収され、キャラクターたちのその後が描かれたエピローグが収録されていることが挙げられます。例えば、虎杖と中学時代の同級生・小沢優子との再会シーンは、彼の人間的な側面を深く感じられる場面でした。また、釘崎野薔薇が母親と再会するエピソードでは、彼女の複雑な家庭環境と強い意志が垣間見え、キャラクターの深みを増していました。一方、注意すべき点として、物語の展開が非常に速く、一部の読者にとっては情報量が多く感じられるかもしれません。特に、複雑な術式やキャラクター間の関係性が一気に描かれるため、シリーズを通して読んでいないと理解が難しい部分もあるでしょう。この商品は、これまで「呪術廻戦」シリーズを追いかけてきたファンにとって、必読の一冊です。物語の結末を見届けたい方や、キャラクターたちのその後の姿を知りたい方に特におすすめします。また、描き下ろしのエピローグも収録されており、物語の余韻をじっくりと味わいたい方にも満足いただける内容となっています。全体として、この商品は「呪術廻戦」シリーズの集大成として、非常に満足度の高い内容でした。キャラクターたちの成長や物語の結末に深い感動を覚え、長い間楽しませていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

全体通じて巻数もまとまっていき、テンポ感抜群で近年で1番面白い作品でした。

連載をやり抜いたその胆力に乾杯と賞賛を。気長に次回作待ちます

発売して結構すぐに購入したのだけど、読み終わって最後にしたくないという気持ちと、いろいろなことを理解するための労力を先延ばしにしていたのですが、やっと読みました。途中泣いちゃった。本当に最後まで描いてくださった先生に感謝。ありがとうございました。

継続して欲しい

良かったです

途中から知って大好きな作品になりましたが、最後は盛り上がりにかけたというか、萎んでしまった感は否めません。他の作品でもありがちですが、週刊で読むよりも単行本でまとめて読むと、当初の印象より良くなることもあり、この作品もそうなのですが、でもやっぱり宿儺戦(特に五条死亡以降)あたりからズルズルだらだらな展開という印象があります。黒幕の1人であるけんじゃくの最後も呆気なさすぎて罠かと思った(海外エピソードまで盛り込んだのだから、もう少し暗躍する事あったろうに)し、宿儺の過去も本編に取り入れればよかったのになぁと感じました。所々、もう少し長尺で見たかったよ的な。全てを説明する必要はないかもしれないけど、あれって何だったの？な部分は結構あるし、逆にこれって何！？なものもある(釘崎母とか)。外伝やシーズン2が出たとしても、とてもうれしいです(むしろ待ってる)。編集者の都合もあるだろうし、作者の都合もある。予定通りの展開かもしれないし、途中で疲れて駆け足になったのかもしれない。結果これが完成形なので、私もそれを楽しむしかないのだけど、欲を言えばという感じです。とは言え、久々にとてもハマったジャンプ作品で、毎週楽しませていただきました。ありがとう＆お疲れ様でした。