No Mud, No Lotus: The Art of Transforming Suffering Paperback – December 2, 2014

内容は今までの著者の書籍と類似で目新しさはありませんが全てはつながっており自分たちもそもなかで存在しているということは認識しておいたほうが良いですね

本書では つぎのことを述べています：泥がなければ蓮の花が咲かないのと同じように、悩み、苦しみは幸せと一体のものであり、悩み苦しみは自分だけのものではなく、みな同じ悩み苦しみを抱えていること、そして苦しみから幸せを産み出すには、マインドフルネスの力が必要であること。また、現代の多くの人々は、スマートフォンを見ながら幸せを求めて歩いているようですが、本書では歩くことそのものが幸せであることを教えてくれます。坐禅も同じで、すわること自体が幸せでなければ、いかに長時間すわっても何にもなりません。巻末に、幸せのためのこころのエクササイズとして、釈尊が説いた16とおりの呼吸のエクササイズ、6つのマントラ、慈悲の瞑想、リラクゼーション、歩く瞑想、などが紹介されています。悩み、苦しみにテーマを絞って、仏教の教えが短く簡潔にまとめられていると思います。